2008/07/03

最近のレビュー

経済学思考の技術 ― 論理・経済理論・データを使って考えるは、最近読んだ本です。

物事をもう少し違う角度から考える必要もあるよな、ということがきっかけです。Amazonのレビューも良かったし、なか見!検索でみた「そもそも議論とは何か」という始まりからして興味が沸きました。

ホント、議論って何だろうと思うことありますからね。長く議論し、議論も終わる頃に「で、結局どうする?」と振り出しに戻ることも少なくありません。

本書では、「議論可能な話題の条件」として下記を必要な条件としています。
  • 定義がはっきりした対象を取り扱う
  • 現象の間に論理的なつながりがある(あり得る)
  • ある人の導いた結論の理由づけを、他の人がたどることができる
「人はインセンティブに従って行動する」とか、「個人がアクセスできるフリーランチはない」など、経済を考えるための基本ルール10が解説されています。そもそも、こういう大きな法則(経済)の下で仕事をしているはずですから、その仕組みを知っていても損はありません。

とても、面白い本でした。最近は、こればかり繰り返して読んでいます。



音楽は、Ry Cooderの最新作I, Flatheadを日本盤を待てず購入しました。

音的には、これからの季節には丁度良い感じです。ヤシの木が並ぶ海岸線のドライブに似合うかも知れません。僕がこのドライブを実現させるためには、ドライブする前に飛行機に乗らなくてはなりません。しかも、乗り継ぎが必要でしょうね。w

メインストリームの音楽ではありませんが、相変わらず正しい姿勢で仕事に取組んでいるように思います。技術、センスをかなり高目にキープしていて、昔から素晴らしくて、今も素晴らしい人です。いろんな国の音楽を吸収・消化している勉強家でもあります。

簡単に言うと、信用出来る人です。

業種は違っても、彼の正しい姿勢は見習いたいものです。

ラベル: ,

2008/05/25

感じのいい本

94%の顧客が「大満足」と言ってくれる私の究極のサービスより
自分たちのビジネスの方針と業務の実態に沿ってソフトウェアを仕立てました。ビジネスにピッタリ合うソフトウェアでなければITの魅力は半減です。
続いて、
世の中には非常に複雑なシステムを導入している会社があまりにも多すぎます。だから会社の上層部はシステムに触れようともしない。

上はとても普通のフレーズで、それを受け僕が思うのは、
  • オリジナルソフトウェアの依頼があれば、方針と実態をよく理解しジャストフィットするソフトウェアを考えITの魅力を知っていただく。
  • 会社の上層部にも使う気を起させるソフトウェアを考える。となります。
この本は、顧客、サービス、人材、環境など、参考になる部分がとても多かったです。社内環境については即実行してみました。出来ることは今後も速やかに実行したいと思います。IT導入について面白いフレーズがあって、
普通の会社は、商品データから登録するけど我社は顧客データから登録します。お客さまの情報よりも大切な情報はないというビジネス哲学を反映させています。
多少効率が落ちたとしても、こういう心意気は必要ですね。とても好きです。

業種に関係なく面白く読めると思います。翻訳が上手いのが原因か分かりませんが、読んでいても「自分もこれをやってみようかな」と思える、感じいいの本でした。

ラベル:

2008/05/11

ネクストエコノミー

ネクストエコノミー...少し古いけど好きな本の一つです。

オールド
ニュー、そしてネクストとしているわけですが現在はもっとそれっぽい名前になっているのかも知れません。下の表はそれぞれに対応すべく企業の戦略だそうです。本書は、2002年の発売でした。ネクストエコノミーは2006年頃から始まるとされています。つまり、既に始まっているわけです。
ネクストエコノミーが始まっているか、始まってないのかは、僕には分かりません。

ただ、本書には実際に僕が経験し共感出来る部分が多々ありました。上の表でITとWebがネクストエコノミーの欄に登場していない理由は、他の要因同様に物事がより核心へ迫っているからだと思います。市場→売上げ→利益の通りです。

WebもITも要らないということではなくて、ネクストエコノミーに対して企業はIT使いこなしているということが前提のようですから登場していないのだと思います。でなければ販売ターゲットとなる顧客の欲求を満たすことが出来ないと思われれます。ニーズではなくて、欲求です。それに、WebもITもやはり道具でしかありません。

長く仕事をやっていますから、知識が無くとも経験により辿り着ける既成知識があります。そのタイミングはいつでも遅すぎるのですが、こうして本を読むことにより合致点を見出すと多少の勇気を得ることが出来ます。

ただ、企業構造は週に一度くらい超ピラミッド型にしてみたいと思います。(これは冗談です)

ラベル:

2008/04/12

パラダイス鎖国

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)で、納得のフレーズ。
  • 2言語話せる人は、バイリンガル
  • 3言語話せる人は、トライリンガル
  • 1言語しか話せない人は、アメリカン
これは、実際に何度か経験したことがあります。

道を聞かれたり、時間を聞かれたりされたことがありますが、彼らは何の迷いも無く自分の言語で話かけてきます。彼らは自分達の言語が地球上どこでも通じると思っているのです。パラダイス鎖国の先輩ですから仕方ありません。

反対に数少ない僕の経験ですが、外国で何かを尋ねる時は何の迷いもなく自国の言葉を放棄しインチキ英語で話かけます。僕は国内以外では日本語が通じないと思うからですね。それに、少なからず英語の教育もうけました。相手に何かを尋ねるときは相手に負担を掛けないようにするのが普通でしょうから、そういう意味でもインチキ英語を使うわけです。

以前、知人の発言で「国内もまだまだ見たことがないところがたくさんある。だから外国に興味はない。」という人が居ました。とてもパラダイス鎖国的な発言だと思いますが、全然悪い考えではありません。本人が良いならそれで良いのです。パラダイスなんてそんな程度のものではないかと思います。

それにしてもこの本のタイトルは素晴らしいと思います。
著者がブロガーだとも知らなかったのです。この本は、正直タイトル買いです。パラダイス鎖国って重み、皮肉、ユーモアが入り混じって大変素晴らしいと思います。

僕はもうパラダイスを探すほど若くはありませんが、鎖国しないように気をつけないといけませんね。これは大丈夫だと思ってます!

ラベル:

2008/03/26

デザイニング・インターフェース

先日、「デザイニング・インターフェイス」という本を読みました。

UIに興味を持ったのはFlickrの影響です。使い始めた頃から「何だかとても簡単」という感覚を持っていましたが、その感覚は巧みなUIより受ける印象により構成されていると思えたからです。この本を読んでもそれらは解明出来ませんが、少し考えてみようかなという気を起させてくれます。それにUIって別にソフトウェアだけではなくて、他の場面でも有効な思考に思えます。

素晴らしい機能を持っていてもUIが駄目なら、その素晴らしさを伝えることは出来ません。機能の部分を、「アイディア」でも「食べ物」でも何にでも置き換えられます。つまり、そういうことです。

もし伝えることが出来なければ、発掘されるのを待つことになります。


先日、カバー↑に描かれている鳥に似ている鳥を川で見かけました...これは、もっとUIについて勉強しなさいという意味なのかも知れません...私は、ただならぬ因縁を感じてしまいました。(w)

下記は、本書に事例として紹介されていたWebサイトのリンクです。お馴染みのサイトであるAmazonとかApple等は外しています。リニューアルされているところもありました。


ラベル:

2007/09/20

基本を忘れない

長く仕事をしていると基本を忘れがちになります。
基本以外も忘れてるんじゃないか?と問われると、確かに...それも、ありますね。

仕事柄、主にハイテクな書籍を読むことが多い(読むようにしている)のですが基本を忘れないために一気に基本セット3冊購入しました。


  • MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)?わが体験的国際戦略/盛田 昭夫
  • 俺の考え/本田 宗一郎
  • 道をひらく/松下 幸之助
(書籍タイトル順です)

という超大物達の単行本です。(個人的に、この偉大な3人を御三家と呼んでいます)
プロジェクトX風な話は、断片的に何度も聞いた事もありますし読んだ事もあります。昔、上司から聞かされた「いい話」の引用として一番登場してきたのがこの超大物達ですしね。根性論は大好きです。

ただ、この中で本田氏については、Kawasakiのバイク(GPZ900R)に乗っていたという本当にしょうもない理由から殆ど接することがありませんでした。私は、後悔しない性分なのですが、この件とBeatlesの一件に関しては本当に後悔しています。

Beatlesの一件とは...Beatlesファンが嫌いだったからBeatlesを聞かなかったという個人的な失敗談です。こんなにいい音楽だったらもっと早く聞くべきだったという話です。

読み始めると、やはり面白いですね。現代の仕事に直結するかというと、それは分かりませんが永遠に読まれる本でしょうね。最近は、寝る・トイレ・風呂、どんな場面でも3冊のうちどれか常に持参しています。

読み終えたら、社内で回覧しようと思います。
その感想を各自ブログにエントリーしてもらうってのは良いかも知れませんね。

ラベル: